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【鈴木唯演じる少女が喪失に向き合っていく成長物語】映画「ふれる」を無料視聴できる動画配信サービス紹介

※本記事はアフィリエイト広告を含みます。

今回は映画「ふれる」をフルで無料視聴できる動画配信サービス・サブスクを紹介します!

また、あらすじや見どころ、私なりの感想についても書きましたので、是非ご覧ください!

「ふれる」の作品公開・DVD発売はいつから?

この作品は「PFFアワード2023」入選作品で、フランスで開催されたブリーヴ国際中編映画祭の国際コンペ部門に選出されました。

PFFアワードとは?

PFFアワードは世界でも珍しい1年以内に完成した自主映画であれば、年齢、性別、国籍、上映時間、ジャンルを問わない自由なコンペティションです。

4カ月に及ぶ厳正な審査を経て決定した入選作品は、ぴあフィルムフェスティバルで上映され、グランプリ他各賞が授与されます。

PFF(ぴあフィルムフェスティバル)は、ぴあ主催の「新しい才能の発見と育成」「映画の新しい環境づくり」をテーマに、

毎年東京をはじめ各地で開催されている映画祭です。

参照:PFFアワード|PFF(ぴあフィルムフェスティバル)公式サイト

2023年に公開され、U-NEXTにて見放題配信されています。

DVD&Blu-rayの発売は現在未定になります。

「ふれる」を見るのにおすすめの動画配信サービス

おすすめの動画配信サービスの一覧になります。

配信サービス配信状況無料期間

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「ふれる」のあらすじ

https://www.youtube.com/watch?v=AqDwx-bdBgU

数年前に母を亡くした小学生の美咲は未だに現実を受け入れられずにいる。

学校や家庭内で問題を起こし周囲を困らせていたが、陶芸工房で遊ぶうちに喜びを感じるようになっていく。

(一部抜粋・編集)

ふれる|作品データベース|PFF(ぴあフィルムフェスティバル)公式サイト

「ふれる」のキャスト・スタッフ

キャスト

登場人物キャスト
美咲鈴木唯
仁科かりん
河野安郎
-水谷悟子
-松岡眞吾
引用:ふれる|作品データベース - ぴあフィルムフェスティバル

スタッフ

監督・脚本・編集髙田恭輔
撮影・グレーディング市川雄一
録音・音響効果土手柚希
美術黒田晴斗
助監督宮川彰太郎
引用:ふれる|作品データベース - ぴあフィルムフェスティバル

「ふれる」の見どころ

見どころポイント①:美咲が母を想い続けるためふれる

美咲は母親をなくしたショックを埋めるためなのか、母とのつながりを保ち続けるためなのか、陶器に興味を持ち陶芸工房や学校、展示場など様々な場所で陶器に触れています。

美咲の陶器に触れることで何を思うのか考察してみると良いでしょう。

見どころポイント②:美咲と周囲の大人の違い

ふれることで母をなくした悲しみを和らげる美咲は素直に寂しい気持ちを家族に出していますが、家族は母をなくしたことを忘れようと笑顔で取り繕いながら過ごしています。

美咲も家族も悲しい気持ちではあるものの、子供と大人で受け入れ方や今後の過ごし方にこんなにも違いが出ることを間接的に感じられる作品に思います。

感想

内容映像・描写演技
(実は美咲の方が大人など考えさせられる良作)〇(スローテンポだからこその心情が汲み取れる)(家族3人のリアルな演技)

この作品は母がなくなったことで、家族は前進するために父は再婚相手と暮らしたり、姉は東京で一人暮らしを決意したりするものの、心の中では母がいなくなってから寂しい気持ちが消えずにいる

一方で、美咲は陶器や周りの人にふれることで、母とつながる実感を得て成長できるきっかけを持てているため、子供と大人で母を想う気持ちが全く異なる印象を受けました。

その要因として美咲の「ふれる」と父・姉の「ふれる」に母が存在しているかどうかだと思いました。

例えば、美咲が母が座っていた席に食器を置いたり、他人を座らせない行動には母にふれる(つながり)ことを大事にしていることの表れで、

一方で家族はそれに困り笑顔でやり過ごすことで、母にふれることをやめていることが描かれています。

母を想う気持ちは一緒でもいつまでもなくなった母で悲しまないように割り切って前に進む大人と未練がありながらもふれる喜びを噛みしめて前に進む子供の対比は素晴らしいです。

また、姉の存在はとてもリアリティで母をなくした悲しみがより強まっているように感じます。

姉は妹の美咲が周囲を困らせていても、腫物を触るような態度はせず、美咲を大事に想っているようにふれています(接している)。

ですが、自分も美咲のように寂しい思いをしていて、素直になりたい気持ちと妹の面倒を見るためしっかりしなくてはと思う気持ちで葛藤し、上京して現状から逃げたいと思っているのが伝わり、リアルな人間模様を映し出されていました。

スローテンポで会話の間を長くしている作風によって人物の心情を感じ取れました。

60分の短編映画でありながらも、人物の言動・行動一つ一つにその人物の思いがやんわりと間接的に伝わってくるのを感じることができ、

美咲が「ふれる」ことを通してどう成長するのか、視聴者に考察させる余地を持たせている良作だと思いましたので、皆さんも是非見てみてはいかがでしょうか。

最後まで読んでくださりありがとうございます!

  • この記事を書いた人

condoriano0574

23歳の低収入社会人です。 普段はフルリモートで働いているため、ほぼ家にいる引きこもりです。 趣味は映画鑑賞で、このブログでは主に映画を家で楽しむためのおすすめのサブスクや私なりの感想を発信していきます。

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