※本記事はアフィリエイト広告を含みます。
今回は映画「スクロール」をフルで無料視聴できる動画配信サービス・サブスクを紹介します!
また、あらすじや見どころ、私なりの感想についても書きましたので、是非ご覧ください!
「スクロール」の作品公開・DVD発売はいつから?
この作品は2023年2月3日に公開されました。
DVD&Blu-rayの発売日は2023年9月6日です。
「スクロール」を見るのにおすすめの動画配信サービス
おすすめの動画配信サービスの一覧になります。
配信サービス | 配信状況 | 無料期間 |
---|---|---|
U-NEXT | 31日間 | |
Hulu | 31日間 | |
DMM TV | 30日間 | |
Amazonプライムビデオ | 30日間 | |
ビデオマーケット | (新規登録時ポイント付与され、550pt3日間レンタル) | 31日間 |
Lemino(旧dtv) | 31日間 | |
TELESA(旧ビデオパス) | 14日間 | |
music.jp | (新規登録時ポイント付与され、550pt3日間レンタル) | 14日間 |
クランクイン!ビデオ | 14日間 | |
TSUTAYA DISCAS | 14日間 | |
dアニメストア | 30日間 |
U-NEXT
U-NEXT(ユーネクスト)は映画・ドラマ・アニメなどの映像作品だけでなく、スポーツや音楽などのライブ配信もあり、国内最大級の動画配信サービスになります。
映画の作品数として2024年2月現在で見放題作品は16,400本、レンタル作品は1,100本もあり、見飽きることのないくらい多くの作品を楽しめます。
また、継続利用で毎月1,200円相当のU-NEXTポイントが付与され、最大90日間まで保有でき、レンタル作品の購入に利用できるので、
ポイントを利用すれば実質レンタル作品も月額料金で視聴できます。
Hulu
Huluは、日本の映画・テレビドラマ・番組のラインナップが豊富なサービスです。
主に日本テレビ系のテレビドラマ・アニメ・番組があるのが特徴的で、U-NEXTに比べると映画数は少なくなってしまいますが、それでも十分楽しめるラインナップになっています。
また、Huluで独占配信をおこなう作品も多く、
日本に限らず海外の映画やドラマ、アニメなど、さまざまなジャンルの作品を取り扱っています。
DMM TV
Amazonプライム・ビデオ
Amazonプライム・ビデオは月額600円でAmazonプライム会員になると、利用できるサービスの一つです。
他の動画配信サービスに比べて安価でありながら、映画・ドラマ・アニメなどの映像作品だけでなく、TV番組やプライム独占配信のオリジナル作品もあり、コスパが一番いいと思われます。
プライム会員ならプライムビデオだけでなく、Amazonの配送料無料やAmazonミュージックの聴き放題などのサービスも受けられるので、他のサブスクに登録する前に試しに入会してみるのがおすすめです。
ビデオマーケット
VideoMarket(ビデオマーケット)は、NHK作品や韓流作品を中心とした250,000本以上の映画・アニメ・ドラマ・バラエティなど様々な映像作品を、比較的安い月額料金で提供してくれる動画配信サービスです。
プレミアムコース(月額550円)とプレミアム&見放題コース(月額1,078円)は初月無料トライアルを実施中で、毎月550pt + クーポン50枚付与されるので、初月はレンタル作品なども無料で視聴できます。
NHKや韓流作品が好きな方や毎月ポイントやクーポンでお得に利用したい方におすすめです!
music.jp
music.jpは動画だけでなく、音楽や電子書籍サービスも利用できるデジタル配信サービスで、music.jpひとつで動画・音楽・電子書籍が楽しめるオールインワンのサービスとなっています。
すべてのコースでポイントが付与され、初めの30日間では無料で視聴できます。
他のサービスに比べて見放題作品が少ないですが、音楽や電子書籍も利用したい方やポイントを駆使して新作を見たい方におすすめです!
月額料金 | 合計付与ポイント | ポイント内訳 | |
500コース | 550円(月額) | 1,050pt | 通常:550pt 動画:500pt (映画作品のみ) |
1000コース | 1,100円(月額) | 1,600pt | 通常:1,100pt 動画:500pt (全動画作品対象) |
1780コース | 1,958円(月額) | 2,958pt | 通常:1,958pt 動画:1,000pt (全動画作品対象) |
NODまるごと見放題パック | 990円(月額) | 500pt | 通常:0pt 動画:500pt (映画作品のみ) |
TSUTAYA DISCAS
TSUTAYA DISCASは月額1,026円~利用でき、DVDやCDの取扱いが国内最大級を誇る動画配信サービスで、送料無料で「旧作」であれば無制限でレンタル可能です。
店舗にわざわざ行かずに圧倒的な品揃えを誇るTSUTAYAのDVD作品を楽しめます。
また、返却期限がなく、普通にレンタルするのと同様にTポイントが使用できるため、安心してお得に利用できること間違いなしです!
「スクロール」のあらすじ
学生時代に友だちだった〈僕〉とユウスケのもとに、友人の森が自殺したという訃報が届く。
「この社会で夢など見てはいけない」とSNSに想いをアップすることで何とか自分を保っていた〈僕〉と、
毎日が楽しければそれでいいと刹那的に生きてきたユウスケ。
森の死をきっかけに“生きること・愛すること”を見つめ直す二人に、
〈僕〉の書き込みに共鳴し特別な自分になりたい願う〈私〉と、
ユウスケとの結婚がからっぽな心を満たしてくれると信じる菜穂の時間が交錯していく。
何者にもなれない4人が、ひとつの死をきっかけに、明日への一歩を踏み出す。
痛みを知る者にしか見えない光を描く、絶望を抱きしめる希望の物語。
(一部抜粋・編集)
映画『スクロール』オフィシャルサイト 2023年2/3公開
「スクロール」のキャスト・スタッフ
キャスト
登場人物 | キャスト |
---|---|
僕 | 北村匠海 |
ユウスケ | 中川大志 |
菜穂 | 松岡茉優 |
私 | 古川琴音 |
ユウスケの上司 | 水橋研二 |
莉子 | |
森 | 三河悠牙 |
店主 | MEGUMI |
講師 | 金子ノブアキ |
コダマ | 忍成修吾 |
森の母親 | 相田翔子 |
スタッフ
監督・脚本・編集 | 清水康彦 |
脚本 | 金沢知樹 木乃江祐希 |
撮影監督 | 川上智之 |
原作 | 橋爪駿輝 |
主題歌 | Saucy Dog「怪物たちよ」 |
「スクロール」の見どころ
見どころポイント①:パワハラ上司に苦しむ〈僕〉と〈私〉の言動
都内の会社に勤める〈僕〉は日々上司のパワハラに苦しみ、SNSで思いを綴っている。
そんな彼の書き込みを見て共感する〈私〉は〈僕〉のある言葉をそのまま上司のコダマに言い放ちます。
普通の人なら思っていても本人の前で言わないことをはっきり言った彼女の行動力に驚かされます。
見どころポイント②:火の意味
本作の裏テーマのように描かれる火の描写があり、様々な形で描かれています。
タバコやライターが事あるごとに使われ、火による焼却が〈僕〉の言う「忘れてしまおう」にかかっているのか、
それとも他に意味があるのか考えさせられる使われ方をしていますので注目してみると面白いでしょう。
見どころポイント③:ユウスケと菜穂の関係
バーで知り合った2人はユウスケの酔った勢いで付き合うことになります。
ですが、ユウスケはなりふり構わず相手に結婚や彼女ではなく家族のような関係について言い、相手をその気にさせる癖があり、
相手がユウスケの会社に乗り込んで問題を起こすこともあります。
菜穂もユウスケのその癖の被害者で、振り回された菜穂はある行動に出ることに…。
感想(ネタバレ注意!!)
ネタバレを含みますので、まだ視聴していない方やネタバレされたくない方はここから先は読まないことをおすすめします。
内容 | 映像・描写 | 演技 |
◯(環境や考えで運命が変わることが3人の対比で分かる) | △(少し描写が少ない) | ◯(等身大の姿を体現) |
上司からパワハラを受ける主人公の〈僕〉が今を生きることに苦しみますが、
〈私〉との出会いや森の自◯を受けてユウスケと再会したことで、生き方を考え直していきます。
森は〈僕〉と似ている描写がいくつかあり、会社のパワハラで精神的に追い込まれ、自◯しましたが、
〈僕〉は記憶はいつか向き合うものだから、いまは忘れてしまおう、
記憶を遡って対処すればいいという後回しする考え方に至り、自由な生き方を選びます。
また森の場合は会社だけでなく母親からも何らかの圧があり公私ともに苦しい環境にいたのではないかと思いました。
森の葬式で家族が囲み取材を受ける中、
取材として来ていたユウスケが森の母親に対して
「(森の母親が理不尽な社会によって息子が◯されたという発言に対して)その社会ってやつにあなたはいますか」
という問いに苦虫を噛み潰したかのような顔をして去っていったからです。
本作のタイトルにある「スクロール」についての捉え方として、
自分は大量の写真データ(社会)の中に埋もれてしまっていて
誰にも認知されない=自分の声が拾われないから森は自◯するまで誰にも気づかれず、
ユウスケがおそらく森からの助けを求める電話に「森って誰?」と反応していたと思います。
森と〈僕〉の違いはそこにあり、〈僕〉は社会に埋もれてもSNSで発信し続けて〈私〉と出会い、
記憶=社会とはいつか必ず向き合うことになるから
今は忘れてスクロールして遡って対処すれば良いという考えでいたから自◯せずに済んだ気がします。
タバコやライターが使われているのは焼却して忘れようとしている暗示のように思います。
〈僕〉と森の対比だけでなく〈僕〉とユウスケ、〈僕〉&〈私〉とユウスケ&菜穂などいろんなパターンの対比が描かれていて面白かったです。
特に男女の関係性はお互いの気持ちの違いでこんなにも結末が変わるのかと思いました。
〈僕〉と〈私〉は共通の敵(コダマ)がいて、自由な生き方を望む価値観の一致していますが、
ユウスケと菜穂はユウスケの女性を本気で好きでない(実際は分からない)のにその気にさせる癖があり、
菜穂は一般的な幸せ(20代で結婚して子供産んでマイホームを持つ古い考え)のために必死になって自分の幸せが分からなくなっています。
そのため、価値観が合わず菜穂が暴走してしまいます。
そんな様々な人間模様が描かれていますが、物語の背景があまり描かれていないように感じ、
キャラクターと視聴者側でギャップが生じてしまうのではと思いました。
例えば、〈僕〉の勤めている会社の上司・コダマが〈僕〉に対してパワハラをしていますが、
強い口調で責めているだけで〈僕〉が自◯しようと考えるだろうかと疑問に思いました。
(パワハラの定義や身体的・精神的苦痛の感じ方は人それぞれのため一概には言えませんが…)
また、ユウスケが菜穂の愛情が重いと言う場面がありますが、言うほど重くなく、
むしろ人の話を聞かないユウスケに問題があるように思えました。
まあ、ユウスケが重いって言った後の行動は思いと感じましたが、、、
ですが、社会とは人間関係で成り立っており、
その中で自分の性格と照らし合わせてどう立ち回るかがとても重要であることに気付かされる良い作品でした。
気になった方はぜひ視聴してみてはいかがでしょうか。
最後まで読んでくださりありがとうございます!